個人的「今年の漢字」は「来」!

早いもので2018年もいよいよ大晦日

今年はいろんなものがやって来ました.

清水寺で発表された世間的「今年の漢字」である「災い」も言ってみれば向こうから「来る」ものです.まあそのことと僕が個人的「今年の漢字」に「」を選んだことはあまり関係はないのですが,ちょっとその理由とやらを整理してみようかなと思います.

 

【客が「来」た!】

今年2月,僕らは寮でも実家でもなく初めて自分たちが世帯主となって家を持ちました.それに伴って,初めて「自分の家に自分のお客さんを招く」ということを体験したわけです.自分の部屋の片づけ以外に,洗面所や玄関,風呂場の掃除,夕飯の献立などいろいろなことに気を遣って「人をおもてなしする」という体験をしました.

ai-together.hatenablog.com

シェアハウスでなくても,奈良に県外や国外から友人に遊びに来てもらうこともあり,自分の住む町を案内したことがいい思い出になったことも何度かありました.

ai-together.hatenablog.com

 

【「来」来亭で働いた!】

今年は色んなところに収入源があったんですけどその一つがこのラーメン屋でした.GW明けから働き始めて,どうにも恥ずかしくてネット上では言ったことなかったんですけどもう辞めたので公開です.

ただのバイト先ってだけならこの理由には挙げないんですが,ここで出会った人々はまた印象的でした.学歴とか就職に縛られない独自性の強い考え方を持った方々のコミュニティに初めて触れたので,その大忙しの業務内容の他にも学んだことは多かったです.

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公式Facebookより

 

【ブームがやって「来」た!】

僕の敬愛するMONKEY MAJIKの年だったといっても過言ではありませんでした.サンドウィッチマンとのコラボ曲「マーベラス」でMステ出演デビュー,さらに連続テレビ小説まんぷく」でもメンバー2人が俳優デビューするなど,MONKEY MAJIKのファンとしては本当にキてる年でした.皆さんもウマベダンス,しませんか??

www.youtube.com

 

また密かに大好きな若手俳優もこの冬のドラマでW主演を務めて評判となっており,とっても嬉しい限りです.(あとあんまり関係ないけどAqua Timezの解散ライブも大きなニュースでした)

 

【色んなチャンスがやって「来」た!】

【「来」年への布石となる出来事が多かった!】

今年は多くの機会と巡り合うことができました.やまけん研の新しいメンバーたち,前記事で紹介したPHAZE塾奈良先端科学技術大学院大学の起業部NINE,そして年の瀬30日に新たに出会った,僕の未来を大きく変えてくれそうな素敵なコミュニティtoi.(toiはいい予感しかしない,乞うご期待)

これらの出会いへの,Webでエントリーするとか,先輩にメッセージを送ってみるとか,そんな些細なきっかけは自分で掴んだこととは言え,その内容が充実していたということはほとんど受動的で,向こうからやって来てくれたものでした.もちろんこのことには感謝の気持ちでいっぱいなのですがそれに浮かれてばかりではいられません.

この経験を来年の自分の行動への布石として,自分の行動によって物事を充実させることのできる機会を多く作り出していかなければならないと強く感じています.そんなことを思わせる1年でした.

 

以上!!

皆さんの今年の漢字はなんでしたか?こんな感じで僕の「今年の漢字」は「来」でした.その文字に来年への期待としての意味を込めたように,2019年もこうやっていろいろと振り返りのできる,実りのある1年にしたいと切に願うばかりです!

それではよいお年を~(^_^)/

3か月と、1日。

 

2018年9月15日から12月15日までの3か月と1日は,新しい出会いの連続だった.

 

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KAMBEE後の夕食会にて

僕がこの期間本業であるはずの研究や学会発表よりも時間と熱量を割いて取り組んだのが「PHAZE塾第1期奨励生」としての活動だった.7月の終わりに「また世の中の底辺を見た」とかいう訳の分からない記事を投稿したが,PHAZEでの体験はその逆で,自分の頭上に当たり前のように広がっているのにこれまで気づくことのなかった世界に少しだけ足を踏み入れることができた.

 

PHAZE Association |

 

活動の内容はHPの通りなんだけれども,そこに書き表されないくらいに本当にいろんな人にお世話になった.この組織を運営してくださっている柴田励司さん,大舘陽子さんを始め,あらゆる業界のプロの皆さんに真剣に向き合っていただいた.ビジネスのことだけでなく,”箱”や”ホスピタリティ”,”コミュニケーション”や”周囲の幸せ”など,1人の人間として生きていく上で心得ておきたいポイントについてたくさん学ばせてもらった.

 

先日東京銀座にて開催された,その最終関門である実力確認イベント「KAMBEE」の終了をもって,貴重な3か月と1日は幕を下ろした.すでに自分の周りのいたるところで次の動きがうねりを打って始まっている(気がする).出会った事やもらった物を無駄にすることなく,後悔することのないように,勇気をもった行動を心がけていかなければならない.

 

〇謝辞〇

 

西田さん,太田さん,岡田さん,大谷さん,小栗さん,出川さん,柳沼さん,金木さん,ギャリーさん,佐藤さん,新貝さん,辻村さん

柴田さん,大舘さん,大悟さん,雅大さん,茉奈さん,金ちゃん,慧ちゃん,ゆうちゃん

京都,銀座にお越しくださった方々,あと両親と研究室のボスも笑

 

貴重な体験を,素敵な時間を,ご期待とご協力を

本当にありがとうございました

僕が育った畑の話 ~寮生自転車部~

今日のことは世間ではポッキーの日と言われているが,僕はチンアナゴの日派だ.なぜならチンアナゴの方がかわいいから(ここまで何の脈絡もない)

 

さて,早くも10投稿目になる本記事では寮生自転車部についてお話ししたい.僕の高専生活における,クラス外の人間関係というものは大部分,寮生自転車部を中心に構築された.今日この日も自転車部の活動の一環として5歳下の後輩たちとサイクリングに行ってこれたように,とても貴重な経験をもたらしてくれるこの謎の団体について僕の認識を改めて整理してみたい.ここで注意して欲しいのは、あくまで以下は僕の認識であり、関係者はそれぞれ色々な目的やロールをこの団体に期待しているということである。

 

【寮生自転車部とは】

寮生自転車部とはそのまんま,奈良高専の自転車が好きな寮生が集う非公式コミュニティだ.僕が寮の1年生だった2013年,現在東京工業大学に通う情報工学科寮生OBのMiyamo( @Miyamo765 )によって設立された.僕の4歳上の先輩がその前身となるような活動をしていらっしゃったと聞いているがその内容は今の活動内容とは大きく異なっていた為,設立は2013年であったと定義されている.初期メンバーとしては当時ロードバイクすら持っていないクロス乗りの僕との2人だけで,たまに週末にサイクリングに出かけるちっぽけなコミュニティだった.

 

後輩世代としてShundai( @FujiShun_ )を筆頭に,年々新入生を獲得し“部”としての存在を確立するようになった.現在寮内には「寮生○○部」といった趣味目的のあらゆるコミュニティが散見されるが自転車部はこの発端となったコミュニティである(と勝手に思っている)

 

一昨年のMiyamoさんの卒業に伴う引退で部長はShundaiくんに継承されており,今年度で設立5周年を迎え部員は延べ10人以上となった(僕は大目付として部員たちの安全を見守っていましたー!)

 

【寮生自転車部の活動】

メンバーたちは放課後や週末に,それぞれ都合のつくメンバー同士でサイクリングに出かける.通常のサイクリングでは「富雄川沿い」や「木津川サイクリングロード」などの20~60kmの行程を走り,おおよそ寮の夕飯時までに帰ってくることが多い.また,定期的に「かき氷」「紅葉」「初詣」といったテーマを持ったサイクリングイベントが開催され,道中の名物などで昼食をとったりしてそれぞれの思い出を作ってくる.寮内でも自転車の整備や他の寮生の自転車の修理を請け負っており,(わりと)本格的な活動内容となっている.

 

【寮生自転車部の存在意義】

 

上記のような歴史とか活動内容なんてものは実際どうでもよくてここが本題となる.

 

当初は仲の良かった先輩と2人で自転車に乗りに行くだけの話だったのが,あれから5年,自分よりも5歳も若い後輩を含めて,別学年別学科の寮生たちと交流の機会を獲得できることになった.

 

普通,人は自分に近しい人間には「面白い」「あいつは色々考えてる」と考えがちだが実際のところそれはほぼすべての人間に言える.同期であれば同じ年数生きているわけで,その中で個性のなかった奴とか何も考えてこなかった奴はそうそういないだろう.そんなわけで僕らは自分の世界を広げるために,自分が生きづらい思いをしないように,こういった人の「面白味」を見つける機会を得ていく必要がある.

 

寮生自転車部では自転車という旗印の元に色んな人が集まってくる.このようなコミュニティでは人間関係の構築や実際の活動,そもそもやるのかやらないのかを個人で決める必要がある.通常の部活であれば例えばバスケ部なら何曜日は中練,何曜日は外練,週末は試合といったようにある程度流れが決められており,「バスケをプレイする」というテーマの色が濃すぎて人間関係やその他のことをあまり真剣に考えなくてもなんとなく形になってしまう.

 

寮生自転車部のようなコミュニティでは,お互いがお互いの「面白味」を知っていないと(簡単な言葉でいうと「仲良くないと」)そもそも活動が行われない.メンバーたちは活動のためにお互いを知らなければならない.学校全体あるいは寮全体の「人の面白み」を見つけることは途方もなく難しいので,せめてこういった趣味というテーマで集まった仲間たちの「面白味」は見つけ出していきたい.この力を得ることができれば必ず大人になった時に自分の周りに人がいてくれることの助けになると思う.後輩たちにはこういった能動的な人間関係の構築の稽古の場として寮生自転車部を踏み台にして,かつ継続させていって欲しいなと切に願うばかりだ.

 

【まとめると】

楽しく自転車に乗ろう!!!

 

【おまけ・歴代紅葉ライドの様子】

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↑紅葉ライド2016

 

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↑紅葉ライド2017

 

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↑紅葉ライド2018

夏の奈良へおいで

相も変わらず目的不透明のまま導入された疑似セメスタ制によって長いこと続いた高専の夏休みもこの週末で終わりを告げる.この夏休みは北海道胆振東部地震や台風21号といった災害の影響で日本全体が例年とは明らかに異なる雰囲気であったことの他,自分の過ごし方も例年とは違っていて,人生21年目にして新鮮な夏休みとなった.

 

寮を追い出されたことによって実家への強制送還がなくなり,中学卒業以来初めて奈良県内で夏休みを過ごすことになった.奈良県の夏は非常に魅力的である.奈良の夏の代名詞“燈花会”を筆頭に様々なイベントが開催されている.

 

今回の記事では“平城京天平祭”に写真が大好きな友人を和歌山から招いて撮影してもらった写真を中心に,そんな奈良の夏をレポートしたい.

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 撮影:まそ

和歌山県出身.大阪府内の某大学にて写真部部長を務める.

Twitter: @turkey_msy

Instagram: @collage_butterfly

 

なら燈花会

1999年に始まり今年20周年を迎えた燈花会は,毎年奈良県民に「もうそんな季節か」と思わせる.期間中の10日間,夜の奈良を無数のろうそくの灯が鮮やかに照らし出す.奈良公園中に屋台なども立ち並び,県下最大の賑わいを見せる.

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燈花会 | NPOなら燈花会

 

平城京天平

710年に藤原京平城京として奈良に遷都.その名残が今も世界遺産古都奈良の文化財」として形を残している.そんな国の宝に触れ,歴史を感じる機会の拡充への寄与を目的として毎年開催されている.夏の「天平たなばた祭り」では灯篭や天平行列,「織姫と彦星」をイメージしたミラーボーラーが壮大なスケールで展示される.今年は10月に開催される秋の「天平祭みつきうまし祭り」にも期待が寄せられる.f:id:ai_together:20180928144636j:plain

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平城京天平祭

 

奈良かき氷ガイド

奈良は「氷の食文化はじまりの地」(らしい).毎年シーズンになると奈良県内のかき氷販売店をリストアップしたガイドブックが出版される.掲載されている店舗ではいずれも夏の暑さを和らげてくれる個性的なかき氷が提供されており目も舌も楽しませてくれる.奈良のかき氷激戦区を目当てに県外からも客が押し寄せる.

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「氷の聖地 奈良」でいただく こだわりかき氷 2018

 

ならまち遊歩

かき氷の期間とおよそ並行して開催されるのがならまち遊歩だ.かつて元興寺の境内だった“ならまち”を探索するウォーキング体験型イベント.かき氷を片手にノスタルジックな奈良の古い街並みを堪能してみては?

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ならまち遊歩 公式サイト

 

C'festa / なら国際映画祭

このイベントは僕もシェアハウスのメンバーの紹介で今年初めて知った.奈良の食材×シェフの祭典がコンセプト.奈良公園の一角で奈良県各所から腕よりの料理人たちが集結する壮大なフードフェスだ.同時期に平城京で“なら国際映画祭”が開催されており,近鉄奈良駅周辺は燈花会の開催に負けない盛り上がりを演出する.今年映画祭にはスケジュールが合わずに参加できなかったが2年後の開催ではぜひ足を運びたい.

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奈良のフードフェスティバル - C'festa(シェフェスタ)

なら国際映画祭 Nara International Film Festival

 

番外編:物語の舞台としての奈良

ならまち:奈良まちはじまり朝ごはん

こちらはいぬじゅんによる,ならまちを舞台にした小説作品.昼でも夜でも「その人にとって“新しい一日のはじまり”である朝ごはん」を提供する朝ごはん屋と,ひょんなことからそのお店で働くことになった詩織を取り巻く人々の暖かいヒューマンドラマを描く.作中には“燈花会”や“猿沢池”,“おん祭”といったお馴染みのワードが次々と登場する.

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books.google.co.jp

 

生駒:ペンギン・ハイウェイ

この夏,話題を呼んだのが森見登美彦原作のアニメ映画「ペンギン・ハイウェイ」だ.好奇心旺盛な小学生アオヤマくんと歯科医院のお姉さんとその仲間たちの前で,ペンギンに纏わる不思議な出来事が次々と起こる.作中では明言されていないが原作者の出身地である生駒が舞台になっている.生駒市民なら見たことのある街並みや,奈良先端科学技術大学院大学をモデルとした大学などが登場する.

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penguin-highway.com

 

あとがき

今回の紹介は以上になる.この記事で「へ~」って思ってくれた人にはぜひ次の夏に奈良に繰り出してほしいし,紹介したイベントや物語をすべて知っていたよという人も少なくないと思うがそんな人もまた奈良再発見のスポットやイベントがあれば教えてほしい.最後に,まそへ.ありがとう,また奈良には違う季節にも遊びに来てください!

 

シェアハウスのすゝめⅡ

僕がこれまでの人生を通して最も重要な5年間を過ごした学生寮を退いて早半年が過ぎ,同時にメンバーとの共同生活も第1四半期が終了したことになる.

 

ありがたい事にこのブログは僕が想定していたよりもいろいろな人に読んでもらっているようで,SNS上で繋がっていないはずの人やまさかという人にまでシェアハウスへのコメントや記事の感想をいただいたりする.何が言いたいかというと「寮出身の専攻科生たちが一軒家でシェアハウスを始めたらしい」という情報はある程度の勢いを持って世間に飛び出していたということだ.

 

実は「自分たちも卒業したら共同生活しよう」という後輩たちの話が風に乗って耳に入ってきた.結構なことだと思う.楽しいもん.寮みたいにルール厳しくないし.しかしシェアハウスの特徴は「毎晩が修学旅行」であるというだけではない.近頃僕らが電力会社のいざこざに頭を抱えているように,困難の可能性も多く孕んでいることは否めない.今回はこの半年で得たシェアハウスの発見について述べていきたい.

 

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【生活系】

家事は寮生時代の習慣を引き継いで週番制度を採った.その週の当番が”ゴミ出し”,”洗濯”,”掃除”などの決まった分の家事を一括して担当する.このあたりは全員が寮生出身だったことがスムーズなルール決定をする上で都合がよかったと思う.

 

全員が家庭教師や塾講師,飲食や現場系などのアルバイトをしている.その為,家事の中でも炊事だけは決まったローテーションを実現することが困難であったため,当日やその前日に担当者が決まる仕組みとした.

 

関連してCosta Ricaくんを紹介しよう.Costa RicaはLINEのAPIを用いて作成された,僕らの炊事当番の管理をしてくれる非公式botのようなアカウントである.コマンドに応じて様々な処理を実行し表示してくれる.レンタルサーバ保有しているぐう有能なメンバーの1人が開発,運用を行なっている.

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↑とても情報工学専攻らしいですね

 

僕らのシェアハウスはとても生活がしやすいと言える大きな理由が機動力だと思う.僕らは4人で四輪1台と400ccの二輪2台を所有している.普通免許は全員が持ってる上に,大型自動二輪が1人,中免も他2人が取得済みなので必要に応じて買い出しや送迎,外出に対応できる.住所がいわゆる駅チカでない限り,これらの足のない生活はかなり苦しかったと思う.

 

家賃,光熱費,通信費....月々の出費自体は割り勘すると一般的な1人暮らしと大差ないが,前述の自動車の維持費に加えて敷金礼金等も合わせると結局2年間のトータルで馬鹿にならない金額がかかっている.専攻科の学費が一般的な学部の半分以下なのでそれほど実家に負担をかけているわけではないが,やはり自分たちのバイトなどで補えるところは補っていきたい.2人で住めるアパートなどであれば居抜きで家具がそのまま使えたり敷金礼金が必要がなかったりで初期投資を大幅に抑えられるケースもある.

 

メンバーコーヒーか紅茶を趣味にしている人を入れよう!普段の談話時間が一段と素敵なものになることをお約束します!!(イメージはページトップの写真)

 

メンバー席次1位の人を入れよう!テスト前やレポートの締め前日にありがちな心身の負担が,大幅に軽減されることをお約束します!!()

 

 

自治体系】

当初は慣れないゴミの出し方について苦労したことを覚えている.大和郡山市では”だいたい全部燃えた”のに対し奈良市の分別区分は厳密で,さらに一般ごみと資源ごみの出し方も異なる.月に一度しかない資源ごみの回収を逃して缶やペットボトルの袋が玄関に溜まっていたこともすでに幾度となくある.

 

ご近所付き合い(?)はうまくいってるように思う.一応自治会に加入はしているが「学生さんしか住んでいないし」とのことで会合などの参加は免除していただいているようだ.最近では仲良くなった近所の小学生くんたちが家に上がり込んでうちのカブトムシいじったり一緒に”スマブラ”してるなんてこともある.

 

 

【住宅系】

僕らの住居として選ばれた家はLDKの他に全員に1部屋ずつ個室を与えてもまだ部屋が余るような豪邸だが,築年数が30年近いこともあり,入居後に改修を行わなければならないような箇所がいくつかあった.もちろん賃貸なので手配,改修費はすべて大家さん持ちとはなるが,”水道が使えない期間”などがあったりするので気になる人はそういうところも調べておきたい.

 

家が広いとあちらこちらに汚れがたまる.全面掃除機をかけることくらいなら日常的に可能だが,しばらく触らないところを開けたりするとカビやホコリでいっぱいだったりする.家が汚れてても気にしないメンバーしかいないなら放っておけばいいかもしれないが,生憎そんなことはなく定期的に客人も来てくれるのでできる限り清潔を保とうと奔走している.

 

ライフライン系統は議論の種となった.言ってしまえば”使った分払えばいい”だけではあるが,その契約会社によって利便性や支払いの透明性は大きく変わってくる.都市ガスとプロパンガスでは値段も異なるし,うちで契約していた電力会社なんかは検針票を一枚たりとも送ってくることなく事業撤退による契約解除を告げてきた(請求書だけ契約解除後にジワジワ送られてきた).畜生.

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↑請求が届く前に事業撤退とは...全員で腹抱えて笑った

 

 

【結局一番大変だったこと】

結局のところ,人数や住宅の種類などを問わず,最も困難となることが多かったのがそれぞれの家庭の事情だろう.僕の家は昔から放任主義で,金が必要になることでも基本的に一任されて育ったが,全員の家がそうであるとは限らない.生活の基本は5年間共にした寮生活の賜物として共有されていたが,やはり住居や家具の選択,車の所有などに関しては僕らの希望全てにゴーサインを出せない家庭も当然のようにあり,メンバー家庭の特色と自分たちの希望を照らし合わせて現実的な意思決定を心がける必要があった.このように家庭の違いによってシェアハウスの大きな意思決定に本格的な議論が必要であっことは一番大変だったことと言えるだろう.

 

 

【最後に】

Costa Ricaくんにしても毎日淹れたての美味しいコーヒーが飲めるにしても,それぞれ得意なことをしっかり持ったメンバーがそれを持ち寄れる空間があったことにまず感謝.これまでの半年間,快適なシェアハウス運営における”困難”が,例えば”家庭の事情”であったり何らかの外的要因であったとしても,メンバー間で議論を重ねて折り合いをつけ,最適な着地点を見つけてきた(つもり).これからの1年半もこうありたいと強く願っている.もし,これからそれぞれの友人たちと本格的な共同生活を計画している人がいれば,”全員の納得まで議論ができる仲であれ”とアドバイスしたい.世の中には雰囲気が議論っぽくなった瞬間にその場を投げ出すような奴も多い.そういう奴とは友人にはなれても一緒に住むのは無理でしょ.よければこの記事や前記事も参考にしていただいて,試行錯誤しながらちょっと珍しい学生生活を送ってみよう.b

 

前記事もよろしくね

ai-together.hatenablog.com

 

 

また世の中の底辺を見た

波乱の一ヶ月だった。

特に最後の一日はひどかった。

 

ある男は軽い気持ちで将来を棒に振るところだった。

ある男は長年生きてて初めてトラゲディを見たような顔をして真夜中の交差点のど真ん中に立ち尽くしていた。

ある男は酒場のすみで暴漢にボコボコにされる知的障害者を傍目にグラスの氷を齧っていた。

 

上の世界というものは若いうちから天井を見上げることができる。何故かと言うと大人達は子供たちに上の世界を目指してほしいから良いものを見せたいし良いことを教えるからだ。昔っから、内閣総理大臣は日本の政治のトップだし、東京大学は国の最高学府だし、サッカー日本代表は国民を代表する戦士として皆を熱狂させてきた。そんなことは小学生でも知っている。

 

しかし下の世界はどうだろう。生きれば生きるほど、自分で自分の世界を広げていけばいくほど、どんどん下に掘り下がっていく。

 

僕は小学生の頃は約束が守れないタイプの子が理解できなかった。僕はチビの頃から相手の予定とか気持ちとか気にしてしまう少年だったのであんな奴らにだけはなりたくなかった。

中学生になってからは万引きや喫煙といった非行に走る不良少年たちのことを心の底から軽蔑していた。

高専に入ってから低学年の頃は、あっけらかんと留年していく奴とか、コミュニケーションが下手くそで理由もなく人を嫌って卑屈になって仕事さえ疎かにするような連中を見て、彼らがこの資本主義社会のリーダー的役割を果たせるわけがない、ヒエラルキーの底辺を構成してゆくんだなぁと思っていた。

 

甘かった。

金銭的に言えば、真冬の深夜に暖房もない寒空の下で最低賃金と変わらない報酬で夜通し倉庫の荷物の仕分けを行うことで生計を立てる人。都心の駅前でゴミを食らって生きるホームレスの人。

心身的に言えば、みだりに食べ物や物を粗末に扱うことをなんとも思わない人。相手が知的障害者だろうがなんだろうが自分が気に食わなかったら人目に晒すようにして暴力を振るう人。

 

貧しさは思っていたよりも底知れなかった。

世の中にてっぺんは一つしかないが底辺は無数に溢れている。そればっかりか、自分の成長と合わせて末広がりに見える部分が増えていく。正直こんな文字だけじゃ伝わらない息苦しさがある(人に体感してほしいとも思えないが)、今まで見えなかった分、そんなものばかりが目につくようになる。

 

僕は善人でも仏でもないので、将来あらゆる意味での貧しい人全員を救いたい!なんて事は思えない。ただそうやって新たに新たに下のフロアが見下ろせるようになるごとに、今の自分の立ち位置に感謝の気持ちがとめどなく溢れてくる。そして今後の生き方で"何か"あってしまわないように立ち振る舞いについて考えさせられる。

 

そんな7月の終わりと大人として初めての夏休みの幕開け。

学校で見かけるどうしようもない奴20選

自分たちの悪いところも含めてどうしようもないのばっかりですね。異論は認めます。

 

挨拶ができない奴

寮生の挨拶がどうとか以前に部活や研究室の先生や先輩に常識的な挨拶ができない奴。社会に出るにゃまだ早い

 

成績不振の危機感がない奴

学生という身分を与えられてあらゆる国民の義務を免除されていることを自覚して、最低限のやることくらいやっておこう

 

人の物パクる奴

購買での万引きとか最近は聞かなくなりましたけどね。人の物を盗むという行為は万死に値します

 

ファッションオタク

高専生なのでオタクでーすみたいなキャラ作りをしてるお前。そうそこのお前。

 

教室でベッタベタしてるカップル

やめたれ

 

恋は盲目タイプ 

惚気が過ぎたり無意識に他人を侮辱するような、恋愛沙汰で周りが見えなくなるタイプ。文字通りどうしようもない

 

授業中に先生と喧嘩する学生

それぞれ思うことはあるかもしれないが授業中にやるのはよろしくない。反省。

 

授業中に学生と喧嘩する先生

お前もお前やで。

 

自分が有名人やと勘違い奴

いや初対面なのに「僕が(垢名)の中の人なんですよ」的な顔されても知らんわ

 

姫を囲ってる奴

昔ありましたね。姫がインターネットで誰かと喧嘩して、囲いが一致団結してその相手を誹謗中傷してた例とか。

 

タナアゲ奴

己の無能を棚に上げて特定の人物や部署を闇雲に無能扱いする奴、お前は何が出来るのか

 

インターネット掲示板に書き込んでる奴

悪意で書き込んでる奴書き込まれて言い返してる奴もほんまどうしようもないで。気づけ

 

勉強出来るアピールマン

ずーっと勉強研究系のツイートしてる奴とかトップクラスの席次をTwitterで報告してる奴はこれくらいでしか承認欲求を満たせないので暖かい目で見守ってあげよう

 

自分の教育論を押し付けてくるだけの先生

熱心なのはいいけどさぁ、みたいな人いますね

 

時間を守れない先生

こういう人は学生にもうるさい事言わないので別にいいんですけどね

 

経験値がないのに知ったかぶりする奴

インターネットを信じきるのいくないで!

 

歯磨き、入浴の習慣がない奴

かえれ

 

人見知りこじらせ奴

ろくに関わったこともないのに「私あの人きらーいw」とか言い出す人いますが、対象者を牽制することで己のコミュ力の欠けた部分を守ってはるだけなので放っておきましょう

 

協調性なさすぎマン

「いやそれは僕の勝手ですよねw」「思ってること何でも正直に言っちゃうタイプなんだよね」ってツラして雰囲気ぶち壊していく奴クラスに一人はいるな

 

絶望的に人の話聞いてない奴

それ10秒前に説明したんですけどね

 

いい歳して学校にキャラクターシャツとか着てくるおっさん

僕でした。。。